楽になりたいんだよまじで

脳内では何回もブログにあれ書こうこれ書こうって完璧にシミュレートしているのに、今日になってはてなブログさんから「そろそろ新しい記事書きなよ」ってメールがきたのでとりあえず更新画面を開いています。おかしいな。

 

仕事がつらいです。

近況っていったらそれくらいだよほんとさあ……。

いや、慣れてはきたけど相変わらず忙しいし、癖強いひと多いし、残業多いしでしんどくて、そこにだいぶ前のわたしのミスが発覚してはちゃめちゃ責められたりして(ミスはわたしが悪いんだけど)もうメンタルが限界です。

っていうのはまあ事実ではあるんだけど、それはそれとして前々から思っていた異動の希望を今回の賞与前の自己申告書にやっと正直に書きました。

現職場への不満というよりは、他人の都合で現職場へ異動させられた不満、はあったと思います。どこでも誰でもいいなら、わたしがここにいなくたっていいんじゃないの、っていう。

あと、転職しないで転勤できるならそれに越したことないなっていう短絡的な話です。

わたしはずっと実家住まいで家を出たことがないので、親がまだ元気なうちに独り暮らしをしてみたいのですが、もはや言えないよねそんなこと親に。金の無駄だと言われるのは目に見えてるよね。ただでさえ貯金ないんだから。

 

ていうのがこの2週間くらいのあいだに一気にあって、いろんなことを一度に消化しようとした結果、出勤前に動悸でしにそうになりました。

人間、メンタル、弱い。

ストレスは一度には乗り越えられない。よくわかりました。

 

ストレスが溜まったとき、メンタルがやられ気味なとき、それぞれ自分なりの解消法ってあると思うんですけれど、わたしの場合以下の順番です。

 

①寝る

とにかく寝る。ごはん食べてもう寝る。風呂入ってもう寝る。

12時間くらい平気で寝る。

寝て起きて元気になってるかもしれないから、これは有効。

ただし、残業で帰って来るのがそもそも遅かったときは無効。

 

②酒を飲む

毎日飲んでるだろって話なんですけれど、お酒飲むときって究極に自分を甘やかしてるときな気がします。

もう今日はお酒飲むぞ!!って思うと自分を労ってる気になれる。

ストロングゼロは福祉です。飲みすぎ注意。

 

③部屋の掃除

でもこれは時間あるときじゃないとできないな……わりとものを捨てたり整理したりが好きなほうなので、掃除するとすっきりします。

なんかちゃんと生活している自分!!!って気持ちになれる。

 

④美容院またはエス

わたしの行っている美容院はフェイシャルエステもやっているので、とにかくなんでもいいからできないか電話します。

他人に自分がこぎれいになるための手腕を振るってもらうって結構な快感ですよ。

美容師さんとの無駄話も結構好きです。

 

⑤アイスを食べる

ダイエットどこいった?????

まあたまになんですけれど、耐えられなくなったらアイス食べます。

アイス食べてるといろんなことがどうでもよくなる。

一時アイス食べながら海外ドラマ見るのがルーティンでした。

 

⑥本を読む

もともと本を読むのは趣味なんですけれど、今日は本を読む以外しない!!って決めて集中するととてもよい。

読むものはなんでもいいっちゃいいんですけれど、あんまり人生がどうとか考えさせないもののがいい気はします。

あとこれは向き不向きかもだけど、ホラーとかスプラッタは心が弱ってるときはダメージを想像以上に食らいますので避けたほうがいいと思う。

わたしが最近読んで面白かったので三浦しをんの「政と源」です。元気出た。

 

政と源 (集英社オレンジ文庫)

政と源 (集英社オレンジ文庫)

 

 

⑦歩く

ここまで家でもできることがメインですが、それでもだめなら休みの日とかにとにかく歩く!!!

目的なんかなんでもいいし、なくてもいいです、外を歩くだけでちょっとすっきりします。

できればスマホのアプリでもいいからどれくらい歩いたかあとで確認できたらいいと思います。

わたしの場合だと1万歩も歩ければだいぶ達成感ありました。寝付きもよくなるし。

 

⑧神社参拝

最終手段な気もしますが、もうだめなときは神様に縋ろうよ。気楽に神社行こうぜ。

別にパワースポット的ななにかじゃなくて全然いいです。近所の神社で全然いい。

劇的になにか変わるわけじゃないけれど、なんとなく自分の抱えている荷物を下ろしたような気になります。

おみくじとかひいてもいいね。ちなみにわたしは今日行ってひいてみたら中吉でした。

願望・すぐには無理ひかえてよし

とのことでした。

まあ気長に頑張ろうぜってことかなあと受け止めて、のんびりするだけです。

 

以上、わたし的自分のあやしかたでした。

 

いい大人になると、他人にあやしてもらうことってなかなかできないので……あ、恋人のいるひとは違うのか……???なんかそういう話でもない?????

自分で自分の機嫌をとれるようになるのが、大人になったら重要なんじゃないかなって思います。ただ休みだからってだけでは気持ちは変わらないんだよねえ、最近。

 

異動になるかどうかはわからないし、先輩が辞めてくれるかどうかもわからないし、仕事が急に楽になるわけではないけれど、ストレスのもとは消えなくてもそれとうまく付き合っていくのが大事かなと前向きに考えないと、なんかもう精神科の薬とか頼ることになってしまう……自分がクリニック勤めだから言うわけじゃないですが、それはそれでありだと思いますよ。

つらいときは無理しないで医者に頼ったほうがいい。病気じゃなくても薬は飲みます。医者に行った時点で病名はなんやかやつくけれど(つけないと診察料もらえないので)日常生活の延長でそういう安定剤を飲んでるひとって別に少なくないです。

ストレス社会ストレス社会って言うけれど、だったら社会がなんとかしてくれよほんとによう、って思います。

こんなにしんどいのになんでこれ以上頑張らないといけないのか。

 

それでも推しが輝いている姿を見られたら、一瞬で元気出たりするから、人間って案外複雑に出来ていますね。

でも憎いまではいかないしどうでもいい

突然ですが、みなさんには「嫌いなひと」っていますか?

 

ここには「まあ、嫌いってほどじゃないけど好きではないっていうか、苦手っていうか、悪いひとじゃないとは思うんだけどちょっとくせがあるかなって感じで、いや何されたってこともなく、ただちょっと気遣うっていうか」みたいな相手も含みます。大人の思う「まあ、嫌いって以下略」は普通に嫌いなひとだからです。

 

わたしには、います。

というか、嫌いじゃない、嫌いとか思ったらいけない、と言い聞かせていたのを最近やっと「もう嫌いでいいじゃん!!!」と認めたひとがいます。

 

 

 映画化もされたすーちゃんシリーズより。

 

すーちゃんは温厚で真面目です。

そしてちゃんと大人なのでカチンとくることを言われても「はああああ!????」とかブチギレたりはしないのです。

 

しかしそれによってすーちゃんは疲弊して、毎日悪口なんか聞きたくない、ちくちく嫌味を言われても言い返せない自分に落ち込む、とどんどん弱っていってしまいます。

 

このあたり、社会人なら特にあるあるなのではないでしょうか。

 

腹が立ったからとそのたびに喧嘩していては社会ではやっていけません。

なぜなら喧嘩をするのも怒るのもエネルギーと時間が膨大にかかる大事件だからです。大人は忙しいし、もっと大事なことがたくさんあるので、なるべく穏便に話を終わらせてしまいたいと思います。

面倒ですしね。

 

わたしの嫌いなひとも、職場のひとですので、いちいち応戦はしません。

その場をぐっとこらえて、あーーーーーいやなひとだなあ、と脳内でそのひとが自転車で転ぶところを想像したりしてやり過ごします。

 

でもこれ、確実に消耗はするんです。

やり過ごしているからって平気なわけじゃない。

もう何もかも投げ出して帰ってしまいたい、と思うこともあるし、そのひとと関わらないといけなくなると思うと仕事に行くのすら嫌になります。

 

嫌いなひとを好きになることは(よっぽどの事件がない限り)(強盗犯から救ってもらったとか)不可能なので、もうそこはどう折り合いをつけていくかになってくるわけですけれど、今のところわたしがやっていることは「必要以上に近寄らない」「とりあえずあいさつはきちんとする」くらいなので、今まさに疲弊しています。

そりゃ風邪もひきますがな。

 

最終的にすーちゃんは仕事を辞めて、転職することでそのひととはもう会わずに済むわけですが、ほんとうに限界になったらそれもありかなと思います。

わたしの場合は向こうが「もう辞めるつもり」って言い出してから、早5か月がたつので、とりあえずもうしばらく辞めてくれるのを待っていますが。

 

こう、言わなくてもいいことをなんで言うかな、とか、同じこと言うにしたって言い方……、とか、そういうひとつひとつはちいさなことであっても、積み重なると「あのひと嫌い」になるわけで、気にならないひとは嫌わないでしょうからそういうのも含めて相性なんだろうなと。

つまりは向こうもわたしのことを嫌っている可能性は高いんですけれど、別に好かれたいわけじゃないからそこは別にいいとして、嫌い×嫌いになるともうお互いいい気持ちになることがひとつもないから、どんどんダメージを負うだけになるじゃないですか。

それが憂鬱なので、なるべく表面上だけでも嫌いオーラ出さないようにしているんですけれど、なんでこんな気を遣っているんだろう嫌いなのに……ってたまに思ってしまって、意識すると余計疲れたりして、そして仕事に集中できなくなったりして、府のループに陥っていくんですよねえ。

 

うまいことストレスを発散できたらいいんですけれど、新しい職場でまだ愚痴れるような相手もおらず、ひたすら帰って来てから趣味に没頭するようにしています。

 

あとほんとうに限界なときは推しのイベントのことを思い出して、エネルギーに変換しますね。

思い出からもらうエネルギーって尽きないんだろうか。

 

いずれにしても「嫌い」を気分転換するには「好き」が絶対なんだろうなあ。

好きなもののことだけ考えていきていきたいよ。

 

早く推しの舞台のDVD出てくれ。

2003-2005連載

宝塚のブルーレイとDVDが今わたしの家には3枚ありますし、まだ読んでいない同人誌がゆうに50冊はありますし、定期購読している雑誌が入荷してるので早くとりにきてください(先月のもまだとりにきてないんですけれどどうしたんですか)みたいな電話も本屋からがんがんかかってくるし、わたしはどうしたらいいですか。

 

久しぶりに二連休でした。祝日でもないのに土曜休めるなんて一年半ぶりです。思えば土曜は毎週出てた。みんな休みたいって言うからわたしどうせ用事ないしいいよって出てたら一年半土曜休めてなかった。

映画も観に行きたいし、服も買いたいし、と思いながらも結局成し遂げたのは部屋の掃除と定期購読の本のひきとりだけなんですけど(あとコナンの安室透総集編を買いました。もうスーパーコレクション安室透も持ってるし、なんなら該当のコミックスも持ってるのに。安室透はわたしを狂わせた)そんなことより「君に届け」の話をしていいですか???

 

まさか赤星くんとは。

 

わたしね、コミックス派なうえにそこまで熱心に「君に届け」チェックしてないから最終巻もまだ買ってないんですよ。

でも絶対ハッピーエンドに決まってるじゃないですか。だからね、ネタバレとかももう気にしないし、余裕のあるときに読めばいいかなって。だってうちには宝塚も同人誌も山のようにあるんだから、今じゃなくてもいいかなって。

 

赤星くんて。

 

知ってます?? そもそも赤星くんのこと。

君に届け」の前に連載していた漫画「クレイジーフォーユー」に出てきたいわゆるど真ん中の当て馬キャラだったんですけれど、わたし一時期彼のこと死ぬほど好きだったんです。

絶対ユキちゃんより赤星くんのがいいのに、さっちゃんは馬鹿だなって。

恋ってそういうものじゃないのはわかってるけど、さっちゃんは赤星くんを選ばないなんて、きっとこの先もつらい思いをいっぱいするの目に見えてるなって。

赤星くんはぶっきらぼうだけど優しくて、口悪いけど本質をちゃんと見ていて、なによりさっちゃんのことがほんとうに好きだったのに。

ユキちゃんなんて、すぐ約束忘れるし携帯通じなくなるし、結局あけみに未練たらたらだし、さっちゃんのこともぶっちゃけそんなに好きなように見えないし、絶対あのあとも他の女の子にふらふらすると思う。あと仕事とかすぐ辞めると思う。

ユキちゃんにふられたさっちゃんに赤星くんがアドバイスする回があって、それが「いっぱい食って、いっぱい走って、疲れたらすぐ寝ろ」って話で、すごいいいアドバイスだな、わたしも悩んだときはそうしようって今でもこころのよりどころにしています。

 

それがね、まさかね。

 

赤星くんとくるみちゃんがカップルになるとはね。

 

いいと思います。すごくいいと思う。

お似合いだと思う。

 

わたしくるみちゃん好きなんですよ、顔がかわいくて、そして自分の顔のかわいさをちゃんと理解しているところがほんとうに好き。

かわいいだけでも好きなのに、かわいいことをわかってるっていうところがほんとうにいい。最高にかわいい。あと潔い。

 

そういうところ、赤星くんならきっとわかってくれるし、おまえのそういうとこ悪くねえなって言ってくれると思うから、きっとこの先ふたりはしあわせになれると思う。

 

いや、まさか2018年になって赤星くんのハッピーエンドをやっと見届けられるとは思いませんでした。

ひたすら赤星くんのがかっこいいじゃん!!って漫画に向かって怒っていた子どもの自分に教えてあげたい。

さわこちゃんのいとことして赤星くんがキャスティングされていることを知ってもまさかこんな形でからんでくるとは思わなかったので、まさかの逆転スリーランくらいに驚いてしまいました。

あと大学生になった赤星くんがすごいかっこいいね。輪をかけてかっこいい。わたしの目に狂いはなかった。その後あけみは大学合格したのだろうか。

 

はあ、人生なにがどう転ぶかわからないな。

最終的にさっちゃんとくっつくよりも赤星くん的にもよかったのかもしれないし、さっちゃんとユキちゃんは結局どうなったんだろうか。あんたはあんたでやってりゃいい、って大森靖子の歌詞みたいなことしか言えませんが。

 

そんなこんなで日曜も終わりですね。

非常に充実していたように思います。

 

あ、ダイエット経過ですが、その後51キロまで減りました。

56キロ→51キロ。

50キロ達成したら自分へのご褒美としてコナンコラボのタニタの体重計を買おうと思います。安室さんに「痩せましたね」って言ってもらえるだろうか(病気)

春の夢を見た

ツイッターで発狂しながら「いつか落ち着いたらブログに書くね」って言っていたんですけど、全然落ち着かないままなのでもうこのテンションで書きます。

 

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行ってきました、宝塚花組ポーの一族」千秋楽ライブビューイング!!

 

いや、宝塚に興味はありつつ機会がなくて(あとチケット高くて)行ったことなかったんですけど、地元の映画館でライビュ見れると知り、勢いでチケットとってしまいました。

しかも題材がポーの一族!!

萩尾御大の作品はトーマの心臓ポーの一族しか知らないにわかですが、これは宝塚でやるってTLでも話題になっていたので気になってたんです。

 

宝塚のことも、演者さんのことも何も調べず、前情報なしでバスに乗り映画館へ。

なめていたわけではなく、逆に「宝塚なんだからある程度クオリティ高くて楽しませてくれるのが当たり前だろう」という謎の安心感があったんです(なんとなくわかるひと多いんじゃないかな……)

 

劇場でパンフレットやブルーレイ、サントラも売ってるとのことだったのですが、それは見てみてよかったら買おう、と席についてぼんやり……待ち時間から何度も宝塚の他の公演の宣伝が流れること……隣に座った20代くらいの女性ファン二人組が「東京はひとりで行けるけど、大阪はひとといっしょじゃないとつらい、あと博多公演に行ったら主な劇場はコンプしたことになるんだけど悩む」(次回花組が博多公演なのだそうです)みたいな話をしていて、こんな田舎にもそんなに熱心なファンがいるんだなあと妙に感心してしまいました。

ちなみにわたしが最近見た舞台は戦国BASARAです、よろしくな!!

大阪は飛行機で直だからひとりでも行きやすいけど、乗り換えわかりにくいよね!!

 

そして始まったライブビューイング……明日海りお様のアナウンスで始まる……。

宝塚すごいなと思ったのが、背中は背もたれにつけて、とか細々した注意をちゃんとしてくれるところ。

さすが福利厚生がちゃんとしている。

 

結論から言います。

 

これ、やばいやつだ。

 

ハンドタオルで口元を押さえながら、わたしは硬直していました。

宝塚だからとか、ポーの一族だからとか、そんなことは吹っ飛んだ。

ただ、美の暴力。美がわたしに殴り掛かってくる世界。

美しいという力。

抗えない、と思いました。

 

明日海りお様のエドガーの美しさ。

歌のうまさ。

表現力。

 

ひたすら泣いていた。

そのとき、わたしの現実はそこにはなかった。

ただ、ポーの一族の悲しくも美しい世界に、没頭していた。

 

そして出会ってしまった。

 

アラン・トワイライト役。

柚香光さま。

 

なんて美しいひとなのか。

 

夢中になってしまうけれど、この時点でわたしは彼女の名を知らない。

 

ストーリーは原作から要所を抜き出しつつも、オリジナル要素も含んでいました。

なんかわけわからん霊能者とか出てきたし、娘役トップスターがエドガーの義理の母親役だったり、かなり宝塚としても攻めた結果なんだなあという感じ。

 

物語はエドガーが一族に加わるところから、メリーベル消滅、アランをエドガーが一族に加えるまで。

ラスト、ギムナジウムに転校してきたエドガーとアランが不敵に笑って終わります。

 

家族を失ったエドガーが、自分に残されたものは、と思い出すのはアラン。

家族に絶望したアランが、そのエドガーの手をとって、ひとならぬ道を歩むことを決意する。

 

エドガーの中には最愛の妹メリーベルを一族に加えてしまった後悔がずっとあって、メリーベルの「いっしょにいられることがしあわせなの」という言葉を、本質的にはきっと信じられていなくて。

それでも、ひとりきりで生きていくことがあまりにもさびしいという理由でアランを欲してしまう。

 

エドガーがアランに求めたものは救いで、一方アランがエドガーに求めたものは、逃避、だったんじゃないかなと思うと、この二人のわかりあえてない感じがとてつもなくツボで呼吸困難になりました。

 

これ、見たひとその後すぐに「春の夢」読んで欲しいな~~~。

 

 

 エドガーはアランに何を求めていたのか、何をもって救われていたのか、それは依存かもしれないけれど、生きるために必要なものだったのだとよくわかるエピソードです。

 

ポーツネル男爵夫妻の愛もよかった。

もとは人間だったシーラ。

シーラを望んで花嫁にした男爵。

ふたり、命果てるまでいっしょに、と誓ったとおり、いっしょに死んでいく。

 

シーラ役が娘役トップスターということもあり、衣装も豪華なら、指先までの演技もとても優雅。

 

男役×娘役というラブロマンスが成立しなくても、宝塚は十分に美しい。

そして骨太のストーリーに酔わせてくれる。

それがよくわかったお芝居でした。

 

美しい。

とにかく美しい。

 

そして、少し、悲しい。

 

こんな舞台にめぐりあえたこと、ライビュとはいえ見られたこと、ほんとうに幸運に思います。

 

ぼんやりしすぎていて、誰だかわからんジェンヌさまの卒業式まで見守った(しかも泣いた)結果、帰りのバスを逃してタクシー乗る羽目になったけど悔いはない。

 

帰りに売店に駆け込んで買ったパンフレットは展示品のみの残り1冊で、わたしはタクシーの中でブルーレイとサントラを注文し、柚香光さまについてスマホから必死に調べたのでした。

 

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美しい。

演技もダンスも素晴らしかった。

 

今月ね、推し若手俳優のイベントにも行って来たんです。

楽しかったし、ツーショチェキとかもめっちゃときめいた。

 

だから、それとは違う。

推しではないんだと思います。

推しではないけれど、わたしのこころのサプリメントになってくださる美しいお方。

 

つくづく思うのが、ひとを応援するのって楽しいということ。

ひとを好きになるって楽しいということ。

わたしはしあわせだなと思えるくらい、誰かを好きになれたことを嬉しく思うこと。

 

生活の張り合いが違いますよね。

意識が違う。

仕事もつらいし、生きてるのつらい。

でもあのひとに会いたいから頑張る。

これって最高にしあわせなことだと思います。

 

明日から新しい職場で働かないといけないわけですが、それを見越して今日もわたしは自分をなだめる。

好きなことを好きに楽しむのは、頑張ってからだと。

 

はあ、ほんとうにわたし、美しいものが好き!!

ということは前回の日記の頃に髪染めてるんだな

春ですね。

 

わたしは冬が嫌いなので(冬服は好き)(ぶかぶかのニットとかコートとか)春が来るとほっとします。

嫌いっていうか、冬季鬱に近いものがあるっていうか。真っ暗な道を吹雪に抗いながら歩いていると死にたくなってしまう。冬は疲れるんです。

 

その点、最近はトレンチ羽織っただけで出かけられるし、スニーカー履けるし、夕方も日が長くなっていいなあ。

なんてぼんやりしていたら人事異動になりました。

 

急!!!!

 

4月から異動です。

今死ぬ気で引継ぎの資料作ってます。

 

目下の心配は異動先でもお昼に置き換えフード食べられるのかどうかなんですけど(材料を置いておいていいのだろうか)休憩室に冷蔵庫があるかさりげなく確認する方法ってないですかね。

 

あれからストップしていた体重ですが、今週になってめでたく52キロまで減りました。

最近はヨガにも行けてなかったので、やっぱりお昼の置き換えと間食をしないことが大きいなと思います。

 

あと歩くこと。

なんかはちゃめちゃ歩いてたら、太ももの肉は確実に減りましたね。

もっと膝にでぷんと乗る脂肪があったので、目に見えてわかる。どんだけデブだったんだよ。

 

来週は推し若手俳優とツーショチェキを撮る機会があるので、今週やっと体重に変化が出てほんとモチベUPです。よかったよ~~~~~~。

イベの前日には深夜もやっている小顔マッサージのサロン(友人オススメ)にも駆け込む予定です。痛いらしいけど。いやでもそれで効果あるなら痛いくらいいいよ……電話したらめっちゃかたことのお姉さんが一生懸命予約とってくれてきゅんとしました……夜中の0時って何日の予定で告げたらいいかわからなくて(前日の0時でいいのか、後日の0時と言ったらいいのか……)(同じことをアニメの放送時間のときもいつも悩みます)(頭があまりよくない)混乱させてしまってほんとうに申し訳なかった。

 

ただわたしの実感としては去年よりだいぶ痩せたんですけど誰も気付いてくれないんですよね。

しいて言うなら親に「まあ言われてみれば前よりは……????」って濁されたくらいです。なんだよもーーー!!!

ダイエットしてて一番嬉しいのは「痩せたね!!!」っていう反応なのに今のところそんなこと言ってくれるひとは皆無です。みんなわたしに興味ないやろ……。

 

いいんだ、それでもわたしだけはわかってるから……。

 

推しとのツーショのときにほお肉が前より目立たなくなっていることを祈って下さい。

 

ただなあ、生理きちゃったからむくみそうなんだよなあ。

髪色変えたのに誰も気がつかないことも多々ある

ツイッターでブログのネタを募ったところ、フォロワーさんから「美容について」「さらに言うなら美容医療についてどう思うか、やりたいものはあるか」というお題を頂きました(ありがとうございました)。

 

美容医療、とは……????

と思って軽くぐぐってみたのですが、普通にエステに近いものから、脱毛、整形、美容点滴、注射、リフトアップのなんか(よくわからなかった)まで、幅広くいろいろあるようです。値段もピンキリかな。

 

自分でやりたいもの、と思って考えるとしいて言うと古い怪我の痕を消せるものなら消したいですね~~。

でもこれ、よくよく調べてみたらレーザーで薄くはなるかもしれないけど、消えはしない、とか、切開して縫合し直す、とか大変そうだったので実際にはやることはないと思います。傷跡をもう一度切って縫合し直して目立たなくするって、なんか怖いし、おとなしくバイオイルでも塗っておこう。

 

 ※塗っていると傷跡や妊娠線、肉割れなどが薄くなるらしいという噂のバイオイル。

 

通っている美容院でフェイシャルエステもやっているというのもあり、しかも結構安いので月に1~2回はフェイシャルエステを受けているのですが、あれって結構プラシーボですよね。

やらなかったからといってひくほど不細工になるわけでもないけれど、やると美意識があがったような気がして、自分の気分がいいという。

美容「医療」というからには「医療」なんですけれど、まあやらなかったからって命にかかわるわけじゃないから保険きかなかったりするのも無理ないかなあという。

でもやるかやらないかで、自分の生活における張り合い??テンションは確実に変わるんだろうなと思います。そういう意味では確かに「医療」ですよね、頭が痛いときにおとなしく寝るか、それともバファリン飲んで仕事するか、みたいな違いで。

 

個人的には自分に課金するひとの気持ち、わからなくないですし、力技だと言われようとなんだろうとそれで気分良く過ごせて、自分が好きになれるのならどんどんやっていいと思ってます。

それこそ整形だって本人が望むのならいいと思うし。

ただ、整形は自分の望む姿と必ずしも一致するかどうか難しいところがあるので(医師の限界もあるし、医師の美的バランス感覚にもよるだろう)(それと自分の望む顔がスタイルにあっているかとか)慎重に考えた方がいい……当たり前のこと言ってるな。

 

わたしが整形しないのは自分に自信があるとか今の自分が好きとかでは全然なく、整形したことによって「あのひと整形したんだって」と言われることを恐れる性格だからです。もうこれはいいとか悪いじゃないの、生まれ持った性格なの。たとえはちゃめちゃきれいになれたとしても、こころが弱いから自信にならないの。

だったら「あのひとダイエット必死だね」って言われたほうがこころの安定は保てる。

だからもうほんと、考え方とか価値観以前に自分の性格とかこころの強さもちゃんと見た方がいいと思います。

じゃないと「きれいなのに自信のないひと」になってしまう。

 

別にありのままがきれいであるべき、とかは言いません。

だって黒髪の似合うひとと茶髪の似合うひとと、ロングの似合うひと、ボブの似合うひと、ボーイッシュが似合うひと、ガーリーが似合うひとっているでしょ。

それを自分の好みとすり合わせて、より「好きな自分」になれるように考えるのって楽しいじゃん!!って話です。

 

結局どんな道を歩いたとしても別人にはなれないんだから(SFならなれそうだけど)(なんかそういう同人まんがを最近読みました)(続き待ってます)より自分が楽しいほうがいいに決まってる……それを体力や時間で手に入れるか、お金で手に入れるかって話ですが、特別お金持ちでお金ありすぎて困ってるとかでもないひとが、自分で働いて一生懸命ためたお金で何を望もうとそれは自由だし、むしろすごい努力なんだから誇っていいと思う。

 

だってお金があればソシャゲにも課金できるし、まんがも買えるし、推しの舞台のチケットも買えるし、同人誌に箔押しもできるんですよ。

その中で選んだものが「美」ならそれが一番楽しいことなんだろうし、わたしだってある意味置き換えフードにめっちゃ課金してるし(高いんだ……)

 

きれいになりたい、と思うのは他人のためじゃなくて、自分のため。

だったらどうやってきれいになるか、自分で決めるしかない。

目指す「自分」は自分にしかわからないんだから。

それを手助けする、という意味で、美容も立派な「医療」です。

 

ただ、これもほんとうに当たり前のことだけど、「医療」って絶対的な正義ばかりじゃないからね。

医療機関の汚い話いっぱい知ってるよ……言えないけど……。

利用するならきちんと調べて、メリットデメリット比較したほうがいいよ。

何があっても自己責任で、それが大人の美容です。

どうせ捨てるのだから

先日ブログで断捨離の話をしましたが、今回はその続きです。

 

本をすっかり処分して広々とした本棚を手に入れたわたしですが、問題はそこだけではない。そう、洋服!!!

一度きれいさっぱり断捨離したつもりだったんです、これでも……ものを捨てると気分がいいことも、ものが少ないと生活が楽になることも重々承知……。

でもなかなか「よっしゃ、また捨てるで!!!」とはなりませんよね。

だって面倒だもん!!!!

 

捨てるとなると服を一度全部出さないといけないし、一枚一枚広げて考えて、捨てないものは畳んで戻して……普段だって箪笥にものをしまうのが面倒で積んだままにしている服があるのに……

 

しかし、今回わたしは頑張った。

 

自分の方向性を決めなければいけない、そんな強迫観念にかられながら(????)

 

とりあえず若い頃に着ていて気に入っていたから、という理由でとっておいた服は全部捨てる。

アラサーにもなって、二十歳くらいの頃に着ていた服が似合うわけがなし、着こなし以前の問題です。

流行は繰り返しますが、当時のものがそのまま着られるわけじゃない、微妙にラインが違うはず。

ということで流行していたからと買って着ていた服も全捨て。

 

出るわ出るわ、30Lのゴミ袋3袋、プラス安物のアクセサリーなども処分!!!!(アラサーには似合わない!!!!)

 

そして考えます。

ベーシックで、着回しもきいて、流行に関係ない服。

でも最近ずっと着ていなかった服。

 

つまり、痩せたら着ようと思って諦めきれずにとっておいた服たち。

これは処分の対象か、否か。

 

痩せたらっておまえいつの話よ、ゆうに何年も着られなかったのに。

そうは思いつつもこんまり流にいうとときめく服たちの前に、悩んで悩んで動けなくなるわたし。

 

じゃあ、一回着てみるか。

それで着られなかったら諦めるか。

 

そう思って、それこそ二十歳そこそこの頃に穿いていたスキニーデニムを恐る恐る穿いてみました。ああ、前に試したときは、太ももでつっかえてそれ以上あがらなかったの、恐ろしい……。

 

結論から言うと、するっと穿けました。

 

え!!!????ていうか今着てもシルエットちゃんときれいじゃない!!!????

 

これはかなりの感動です。

 

調子にのって、諦めていた服を次々着てみたら、これが案外着られるんですよね。

前は全滅だったのに。

 

それでもやっぱり型が若い子向け、とかデザインが古い、とかは捨てましたけど、ベーシックなものは今でも現役で着られそうです。

というか最近ずっと体型を隠すようなワイドパンツやスカートとかばっかりだったからむしろ新鮮で、心なしかスタイルよく見える。

 

体重は変わってないんです。

前回の日記から全然。

むしろ水分とりまくった日は重いくらい。

 

それでも太ももやおしり、おなかが減ったみたいで、鏡で見てみると確かにラインが違うんです。

 

ダイエットしていて何が楽しいって、着られなかった服を着られるようになった瞬間ですよね。

あんまり嬉しくて、太っていたときに体型隠しで買ったあんまり好きじゃない服は全部捨てました。気に入っていたものは残しましたが、それでも大量。

 

そして下着。

わたしはスロギー愛用者なのですが、それでも余裕があったほうがいいとLサイズを買っていて、全部もうくたびれてよれよれ、色褪せもひどいものばかり。

痩せたら新しいの買おうと今日まで我慢してきましたが(ヨガスタジオで密かに恥ずかしかった)やっとすべて新調しました。それもMサイズで問題なし!!!

 

うっきうきで服を畳んで、部屋もぴかぴか、わたし上質な生活とやらに近づいた気がする……!!!と自画自賛の連休でした。

いや、掃除したかっただけなのにこんなにいいことに巡り合えるとは思わなかったよね。こんまりさんが部屋がきれいになると痩せるって言ってたけど、こういうことだったのか。

 

きれいな部屋でお気に入りの下着に部屋着でルイボスティー飲みながら見るアニメのなんと楽しいことよ。

 

ダイエットのモチベーションを保つのが大変な皆さん、箪笥の中を見直してみるとだいぶ違いますよ!!!!!

 

ベーシックな服ほど、体型がわかりやすいので!!!